5/23 レガシィ考

東京スバルにて。

新型レガシィ(2.5i S-package 268万円)
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カタログデータを見るとかなり大型化したようだが、現物を前にすると、さほどの大きさは感じなかった。
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やや「ずんぐり」としたスタイルになった印象で、前モデルのような軽快な鋭さはないが、エレガントにまとまっていると感じる。

既ユーザーにはこの大型化を歓迎しない向きも少なからずあるとは思うが、
当社には純粋に走りを楽しむ車として「インプレッサ」があるので、私的にはこの差別化は理解できる。

レガシィは従来から「走りの質」についてドイツ車をメルクマールにしてきたのは周知の事実だが、
今回のモデルチェンジでは、そのベクトルをより「高級化」にシフトしている印象を受けた。

弱点だった低回転時のトルク不足は、排気量をアップ(500cc~600cc)させたことによって相当解消されていると思われる。従来車からのイメージで例えれば、2.5LターボでNA3.5~4リッタークラスの車の加速を手に入れたのではなかろうか。
また、この改良も単なるスピードアップのためのものというよりは、全回転域でトルクフルな加速を手に入れるための「高級車」たるべき一つのステップと考える。

同車のサイトにおいても、まず乗り心地と静粛性をウリにしていることを考えると、むしろ「走り」の部分については現段階において成熟したと結論付けたのかもしれない。

乗車してみると、まず、横の空間が広くなっていることがすぐに分かる。
前席・後席で余裕の快適空間が確保されており、ここは大型化の恩恵をいい意味で受けている。
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内装はシンプルにまとめられており、全般的な質感はそこそこのレベルには達しているとは思う。
しかし、毎度々々のことながらプラスチック素材の使い方、見せ方が上手くない。
特にドア周り、カップホルダー付近に目をやると、そのツメの甘さが気になってしまった。

今回は時間がなかったので試乗ができず、動的なインプレはまた今度にしたいと思うが、
この車の走りの部分について(筆者の拙い運転技術の範囲内では)、悪い意味で裏切られることは、まずないだろう。

大胆でかつ知ったかぶり的な寸評になったが、ついでに加えさせてもらえれるならば、この新型レガシィの実力をトータル的にみた場合、いわゆるDセグメントと呼ばれている車の頂点に君臨するといっても過言ではないパフォーマンスを持っているのではないかと感じている。

【文責 徳小寺無恒】

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