ルート66(14日目)ネバダ州・ラフリン

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【2012.06.19】
 アリゾナ州スタッグフラッグ市のホテル“ラグジュアリー イン”をAM8時30分にチェックアウトし、同州キングマン市を通り、ネバダ州ラフリンに向かう。ネバダ州はR66沿いの州ではないが、ラフリンは本物のラスベガスと同様にカジノの街であり、堂々の高層ホテルに隣接し、元は宿泊のみの施設だったがその後カジノを併設したのではないかと窺われるモーテルがあり、このモーテルには、日本円で1500円・室(750円・人、税込850円)で宿泊できるのだ。これを見逃す甘い司令塔ではない。

昨日から車両の“エンジンオイル”の項目に警告マークが付く。レンタカー事業者ハーツとのトラブルを避け、また安全に走行するためには、このような明確な警告には的確に対応しておかねばならない。アメリカは契約社会なのだから、レンタカー利用者も自らの義務は的確に履行しておく必要があるのだ。警告は“オイル量の不足か”と自己負担でオイルを購入し、注入するが、しかし、警告表示は消えない。フラッグスタッフ空港のハーツの支店に赴き、この原因を探らせれば、“ハーツが設定しているオイル交換距離を超えたため点灯したもので、故障ではない。修理場でオイルを交換せよ。修理代は車両返却時に交付する。”とのたまう。むむむ、、つまり、我々がこの車両をレンタルしたその時点で、オイル交換距離に達することは承知していながら、この事実を我々に秘匿し、正直者として評判の我々に予定外の出費と精神的苦痛を与えたハーツの責任は重い、と4人は考えた。しかし、この事実を裁判に訴え、多額の賠償金を勝ち取ろうと言い出す者はおらず、、4人組は正直ではあるが、小心者なのである。

カジノが付設、いやカジノに付設されているモーテルに宿泊する律義者の我々は、一宿一飯の恩義を返すため、カジノに乗り込んだ。S、T及びJは10ドル札を、Aはその10倍の汗に湿る札束を握り、スロットマシンの前に座る。右手にハンドルを握り、上から下へ引き下げる。3つの絵が揃えば大当たりという仕掛けらしい。しかし、右腕の1秒の運動で敢え無く25セント(20円)が消えてゆく。

結果、Sは大当たりを取り出資金を回収し、その上出資に数倍する配当金を手にしたが、AとTは、出資金没収。なお、余計なことながら、Jは、右腕でハンドルを引き下げるというあまりにも複雑な仕掛けに恐れをなして、その運動を忌避したために“汗の10ドル札”は無事に財布に収まったのであった。

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