ルート66(8日目)テキサス州・アマリロ

画像


画像


【2012.06.13】
 オクラホマ州オクラホマシティーのモーテル“ルート66イン”をテキサス州のアマリロ市を目指しAM8時に出発する。約400kmを超える長距離ドライブである。

 アメリカの人々の国民性を総括し、「車は走れば良い」「食事は質よりも量が大事」「太っていてもお構いなし」をキーワードに、成り行き任せの「大ざっぱ」と評する向きがある。R66ファンとしては許容できない言葉の羅列であるが、これらの中で一つだけ現実を反映し、否定できない現象がある。“肥満”である。街を歩いている時、スーパーで買い物している時、レストランで食事している時、ホテルですれ違う時、どこででも超ド級の肥満の方に出会う。食事は油っけが多く、その量も半端ではない場合があり、また野菜が少ないといったことが原因かもしれない。

 R66仲間で画家であるため鑑識眼に信頼が置けると思われるTackyも子供や未成年者を除くアメリカ成人の大半は肥満であり、しかもかなりの部分は超ド級と評価せざるを得ず、彼らの歩行は辛そうに映ると言う。また、今回の旅のリーダーであり、物事の因果関係にうるさいSunnyは、あれでは足の関節や心臓等の臓器に与えるの負担が著しく、年齢を重ねれば重ねるほどこれを原因とする病気が発現してくるに違いないと喝破する。また、女性問題に詳しいtackkyは、“自分が勤務するスーパーではコーナーを設け、これをスマートにみせる服装などを提供し、このケアに当たっている。しかし、これは私の研究の対象外であり、コメントは差し控えさせていただく。”と言う。一方、私は、間違いなく一抱え以上はあると判断される彼らの腰の大きさに圧倒され、言葉を失う毎日を送っている。

 R66仲間の視線は肥満女性に当たることが多く、その思考は日本との対比に傾く。日本女性でふくよかな方といえば日本のお母さんと言われた女優の京塚昌子さんであるが、彼女を思い出すときはいつもその笑顔と落ち着いた控えめの態度が浮かぶ。ふくよかさは母の優しさの象徴であり、その笑顔はふくよか女性の特徴のように私たちには刷り込まれている。

 しかし、私が知ったこの地の肥満の女性は、笑みと目の輝きに乏しく暗い表情の方が多いように思われる。アメリカにとって、肥満は間違いなく放置を許されない国民病であり、早急に取り組まなければならない重要課題ではないかと思えてくる。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック