ルート66(11日目)ニューメキシコ州・ギャラップ

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【2012.06.16】

 ニューメキシコ州アルバカーキ市のモーテル“エッジウッド・スウィート イン”をAM8時55分にチェックアウトし、同州ギャラップ市に向かう。約200キロ余のドライブである。

 “エッジウッド・スウィート イン”には朝食のサービスがないために前日ウォールマートで仕入れていた“まるちゃんのヤキソバン”と日本から持参した味噌汁、それにSunny特製のサラダを朝食とする。悲しいかな同モーテルには客用の熱湯サービスがないため、カウンターの女性にコカコーラのカップを渡し、その中に従業員用の熱湯を入れてもらい、これで焼きそばを潤(フヤ)かす。このため熱湯の量及び温度が共に十分ではなく、結果、インスタント焼きそばなのに捨てる湯はなく、また出来上がった麺は生ぬるい。“ユノへ焼きそば”が出来上がる、味?、問うなかれ。救いはSunny特製のツナ入りサラダであり、これがこの日の朝食を豪華なものにした。

 アメリカのモーテル事情は実に様々であり、設備として共通するのは大きめのベッド、洗面台、シャワー、テレビ(全てブラウン管式)があること程度であり、バスタブ、冷蔵庫、電子レンジ、アイロン、机等の有無やその質の程度は様々となる。また、朝食については、大半のモーテルでは提供されているが、その内容は大きく異なり、パン、マーガリンとコーヒーは基本だが、その他の副食は、これも大きな差がある。とろとろペースト(名前を知らず。)やシリアルが用意されているところは多く、果物や卵が出てきてくれればニンマリである。

しかし、これらサービス内容の優劣は、主にそのホテルの立地位置(中心部に近いか、遠いか)と料金に比例する。我々がどの程度の宿泊料を負担しているかは、次の機会にご教示申そう。

 ニューメキシコ州をR66や高速道路を東から西にドライブした今日、大地は、大きく褶曲し、一方では台地を、また一方では鋭角に切り立った山の風景を造り、カサカサに乾燥した土地は、それでも岩盤の上に薄く砂礫が積り、その土を背の低い松のような木や球形に丸まった草とも木とも見える植物が占拠している状況を見続けた。我われは、このような荒々しい風景を知らず、ただ驚いてアメリカの大地に見とれていた。

 この荒野を裂いて貨車数100両を超える長い長い貨物列車がゆったりと走る。我々が四連のジーゼル動力車の先頭車両に大きく手を振ると、貨物列車は、人間の胸に響く大きな汽笛を三回にわたって響かせてくれた。1kmを超える悠揚迫らぬ生き物が我々の呼び掛けに応えてくれたのである。悠久の時の流れを地層に現し見せるアメリカ、それでもその営みは若々しい。

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