「食べログ」でやらせ投稿 39業者が順位上昇請け負う

普段、ニュースを取り上げることがないこのブログだが、このブログに関わりの大きいネタが新聞に上がった。

◆□産経新聞より(2012.1.5)◆□

 飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」が、好意的な口コミ投稿の掲載や順位の上昇を請け負う見返りに飲食店から金を受け取る「やらせ業者」にランキングを操作されている事例があることが4日、運営会社のカカクコム(東京)や飲食店関係者への取材で分かった。カカクコムは現時点でやらせ業者39社を特定しており、田中実社長は「今後は不正業者の業務停止を求めて提訴するなど断固とした措置をとりたい」としている。食べログは昨年11月の月間利用者数が3200万人以上に達し、影響力が大きく、やらせによって客入りの悪い店が“繁盛店”に変身する場合もある。カカクコムは、サイト内の監視を強めるなど対策強化に乗り出した。

 都内の飲食店関係者によると、やらせ業者はIT関連会社や投資顧問会社を名乗り、店舗を個別に訪問。「店舗の点数を確実に上げる」などと勧誘し、月間約10万円の報酬で、やらせの口コミを毎月5件ずつ投稿する提案をしたケースがあった。運営会社に把握されない巧妙な操作で、人気店であるかのように見せ掛けるという。

カカクコムは、昨年1月にやらせ業者を確認、最近になってサイト内の運営ポリシーのコーナーに「不正業者が存在することを確認しております」と掲載した。ただ、トップ画面など閲覧者の目に付きやすい場所で、やらせ業者による口コミ投稿の可能性について注意喚起を行っていない。

 食べログは一般利用者が投稿した評価を独自の方法で集計、点数表示する。店の感想など口コミも掲載され、人気を集めている。

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この記事を見て、食べログの評価を丸っきり信用していた人や、評価を気にしている店サイドとしてはガッカリした方も多いと思う。

食べログをよく使う人にとってはやっぱりねと思われた方もいるだろう。
つい最近、露骨なまでに急に数字が上がったりしている店が散見され、「いくらなんでも、これは露骨ですよね?」と言っていた小将軍の顔を思い出した。

筆者もご覧のとおり食べ歩きが趣味で出張もあるため、以前からこのサイトを重宝している。
およそ3.4以上の評価のついている店は、およそ優良店なのだろうと思っているが、信頼のおけるユーザーのコメント欄をみて、行くかどうかを決めることが多い。

言うまでもないが、物の判断というのは十人十色。
あくまで相対評価というのが大前提であり、参考にはするが、結局は自分が満足するか否かのハナシである。

「食べログで高い評価を受けている=必ず良い店」
としてしまうのは、もとより危うい話なのである。
サイトの評価は、「噂では良い店のようだ」程度の心づもりとし、実際に行ってみて、自身の価値基準で判断するような使い方とすべきだろう。

あってはならないことは、高評価だから間違いないとして、未訪のまま大事な人をもてなす機会で使うことである。品物を買うのとは違って失敗ができるのだから、是非、少しの労力を惜しまないでほしいと願う。

こういう記事が表に出て初めて問題になるが、食べログ運営会社の価格コムも然り、大なり小なりこういうサクラがいるというのは分かっていたことであり、さほどの驚きはなかった。が、同様に書き込みをしている自分も、人によっては点数を加算しているサクラかと思っているかもしれないことに気づき、今後、一層慎重かつ責任あるレポをしなければと思った次第である。

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